西原 理恵子の「毎日かあさん1巻・2巻」を読む。
![]() | 毎日かあさん カニ母編 西原 理恵子 (2004/03) 毎日新聞社 この商品の詳細を見る |
ページをめくるごとに笑って泣いて、旦那に
「泣くか笑うかどっちやねん」と突っ込まれました。
子供は可愛い、そして子育ては面白いという思いが伝わります。
しかし、単なる親バカエッセイではないです。
小学校1年生で、クラス5大バカの一人である息子にゲンコツをくらわせ、
5歳の娘の大人の扱いのうまさに舌打ちし(おかあしゃんだいすきーと泣く)
アル中で酒を飲んでは倒れる旦那に愛想をつかす日々。
母である著者もなかなかぶっとんでますが(笑)
フリージャーナリストである旦那さんがまたいい味を出してます。
娘を溺愛し、紛争や貧困などに虐げられている世界の子供に胸を痛め、
酒をやめられない弱く不器用な人。
著者も「すきだったひとをきらいになるのはむずかしい」とつらそうです。
3巻4巻も早く買いに行こう。
しかし、4巻でとうとう旦那さんが亡くなってしまうらしく、
最近特に涙腺のゆるくなっている私に最後まで読めるかどうか…。
子育てをされている方にお薦めです。
1回目はサクッと読んでしまうかもしれないけど、
2度3度と読み返すたびに切なく温かいものが感じられるはず。
“とくべつに大切なものはひとつかふたつくらい”なんですね。
しんみりシメちゃったけどもう一つ。
この本を読んで「お兄ちゃんと妹」っていいなぁと思いました。
娘にもお兄ちゃんが欲しかったなぁと思ったり。
男の子を育てるのは大変そうですけど(苦笑)
この人の漫画で「ぼくんち」というのもあるんですが
![]() | ぼくんち (ビッグコミックス) 西原 理恵子 (2003/04) 小学館 この商品の詳細を見る |
この本もいいです。
不器用で愚かで、みじめでやさしい人たちの話。
セリフに「家族ってなんだろね。ぼくはわかりあえなくても良いって思ってる」
というのがあり、この著者はきっと清濁併せ呑める人なんだろうと思いました。
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